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こんにちは、じかつねっとのJIN(@jikatu_info)です。
じかつねっとでは、人生の時間を最大に活かすための情報を発信しています。
突然ですが、あなたは自分の時間単価を知っていますか?
これに即答できない人は、人生の時間を浪費している可能性があります。
時間単価の考え方を理解している人は、自分の時間を無駄にしないように工夫しています。
逆に時間単価の意識が低い人は、無駄な時間を費やしているかもしれません。
今回は、人生において重要な時間単価についての考え方を知り、動線を制して人生を豊かにしようぜっていうお話です。
- 自分の時間単価を知りたい人
- 動線とはどういうこと?という人
- 時間がなくて今の状況に不満がある人
時間単価とは?
時間単価とは、『1時間あたりで稼ぎだせる価値』です。
ざっくり言うと
『月に160時間働いて月収30万円を稼ぐ人』と『月に320時間働いて月収60万円を稼ぐ人』の時間単価は同じということです。
時給に近いイメージですが、そこに通勤時間や準備時間、残業時間なども加えて計算します。
つまり、『月収 ÷ お金を稼ぐために費やす全ての時間』ということですね。
詳しく解説していきましょう。
そもそも時間単価なんて気にする必要あるの?
『死ぬほど頑張って働いて収入が増えたらそれでいいんじゃないの?』と思う人もいるでしょう。
あなたの身近にも、高給取りだけど休みなく働いている人っていませんか?
確かに残業したり休日出勤をしたら給料は増えますが、その分家族との時間や自分自身の自由な時間が減ってしまいますよね。
寝る間も惜しんで働いてたくさん稼いでも、その結果体調を崩したり鬱になってしまったりと、仕事を続けることが難しくなることだってあるかもしれません。
果たしてそれは幸せなことなのでしょうか?
僕自身もフリーランス時代はほぼ休みを取らず仕事をしていましたが、結婚を境に考え方が変わってきました。
たくさんお金を稼いでも、今この瞬間に一番大切な人と過ごす時間を削ることは、本当に自分や家族にとって幸せなことなんだろうか?
そう考えるようになり、自分を見つめなおすためにマインドマップを作成し、自分の内面と向き合ってみました。
そして出した答えが、『家族との時間を十分に確保しつつ、十分な収入も確保する』でした。
そして、『時間単価を上げる努力をしよう』という結論に辿りつきました。
先ほどの例で挙げると、『月160時間の労働で月収30万円稼ぐ人』が『同じ月160時間の労働で月収60万稼ぐ人』になることが、時間単価を上げるということですね。
誰にとっても1日は24時間なので、同じ1時間であたりで2,000円を稼ぎだすよりも、4,000円を稼ぐ方が良いに決まっています。
どこに自分の時間を費やせば時間単価が上がるのかを意識して、豊かな時間と暮らしを手に入れましょう。
マインドマップの作成についてはこちら。
【人生を変えるきっかけに】自分だけのマインドマップを作ろう!自分の時間単価を計算してみよう
ここでは例を挙げて具体的な時間単価の計算方法を解説します。冒頭の例に加えて通勤時間を加えて計算してみましょう。
時間単価の計算方法は以下の通りです。
時間単価=月収÷(月の労働時間+通勤時間)
- 1ヶ月に160時間労働(月20日勤務)
- 月収30万円
- 通勤時間に往復2時間(1か月で40時間)
月収 ÷ (月労働時間+1か月の通勤時間)
30万円 ÷(160時間+40時間)=1,500円(時間単価)
Aさんの1時間あたりの時間単価は1,500円でした。
- 1ヶ月に160時間労働
- 月収30万円
- 通勤時間に往復12分(1ヶ月で4時間)
月収 ÷(月労働時間+1ヶ月の通勤時間)
30万円 ÷(160時間+4時間)=約1,830円(時間単価)
Bさんの1時間あたりの時間単価は約1,830円でした。
同じ労働時間と月収のAさんとBさんでも、時間単価はこれだけ違います。
あなたの時間単価はいくらになりましたか?
通勤時間はどれくらいの時間単価に影響しているのか?
上記のAさんの通勤時間は40時間です。
Aさんの時間単価1,500円で40時間を計算してみると・・・月に60,000円、年間で72万円相当の価値を移動だけに費やしていることになります。
逆にBさんの場合は、Aさんと比べて月に36時間も通勤時間が少ないので、時間をそのまま別の自由な時間に費やせるということですね。
- 通勤往復2時間=3,000円/日
- 20日勤務=60,000円/月
- 年間トータル=720,000円/年
- 通勤往復12分=366円/日
- 20日勤務=7,320円/月
- 年間トータル=87,840円/年
- 月36時間の自由な時間
こんなにも差がついてしまうんですね。
これなら多少家賃が高くついても職場に近い方がトータルお得ということも十分にあります。
時間単価を上げる方法は?
では時間単価を上げるには、具体的にどのような方法があるのでしょうか?
時間単価を上げる方法は、大きく分けて3つあります。
- 生産性を上げる
- 仕事を変える
- 動線を見直す
生産性を上げるとは、労働時間を増やさずに収入を増やすということです。
聞くとカンタンですが、実際にやってみると大変です。
頑張って昇進して月収が2万円増えたとしても、その倍以上の残業してたら同じことですからね。
職場で頑張って給料を上げるより、副業や事業を始めてみることもおすすめします。
②についてはシンプルです。仕事内容ごと変えてしまえば良いのです。笑
例えば収入を上げるための転職をするなどですね。
注意しなければいけないのが、月収を5万円上げても動線を意識しないと時間単価が下がる可能性があることを知っておくことです。
『動線を見直すってどういうこと?』って思うかもしれませんが、動線とは『人やモノが移動する際の経路』という意味の言葉です。
つまり、さきほど挙げた通勤時間や仕事に関わる準備時間も見直そうぜ!ってことですね。
動線については次の章で詳しく解説します。
動線を制する者は時間単価を制す
時間単価を上げるためには、動線を見直すことも重要です。
具体的に動線とは以下のようなものがあります。
- 住む場所(通勤時間・通勤方法)
- 建物
- その他の動線
住む場所(通勤時間・通勤手段)を変える
時間単価に一番影響する動線は、住む場所と職場の動線です。
上記に挙げたとおり、家から職場までが近くにあるだけで時間単価は上がります。
AさんがBさんのように会社から6分のところに引っ越すだけで、Aさんの時間単価は1カ月(160時間)あたりで5万円以上も上がる計算になります。
また、通勤手段も時間単価に大きく影響します。
同じ通勤時間でも、自転車通勤のコストは自転車にかかる費用(数万円)だけですが、車通勤の人だと自動車にかかる費用(車両価格・保険料・税金などで数十~数百万円必要)がかかります。
例として自転車のコストを1,000円/月とし、自動車のコストを普通車で4万円/月として、時間単価を比較してみましょう。
(月収-自転車コスト) ÷(労働時間+移動時間)
(30万円-1,000円) ÷(160時間+10時間)=約1,760円
(月収-自動車コスト) ÷(労働時間+移動時間)
(30万円- 4万円) ÷(160時間+10時間)=約1,530円
同じ30分の通勤時間でも通勤手段が違うだけで、時間単価に影響することが分かりますね。
なるべく通勤にかかる時間やコストは削減することで、時間単価を上げていきましょう。
建物を変える
そして見落としがちなのが、建物による影響です。
通勤時間が同じ場所でも、住んでいる建物によっては時間単価に影響が生じます。
例えば、駅に近いからという理由で都心マンションの高層階に住んでいているCさんと、庭付き一戸建てに住んでいるDさんがいるとます。
Cさんは車をマンションの機械式駐車場に駐車しており、玄関を開けてからエレベーターに乗って駐車場に行き、車庫の車を出庫する時間が10分かかります。
帰宅の際も同様なので往復で20分かかってしまいます。
Dさんの場合は玄関を開けたらすぐに駐車場があるので、乗り入れて出庫するまで1分です。
つまり往復2分ですね。
Cさん | Dさん | |
玄関⇔車の移動時間 | 3分(往復6分) | 10秒(往復20秒) |
車に乗って出庫する時間 | 7分(往復14分) | 50秒(往復1分40秒) |
1日合計時間 | 20分 | 2分 |
同じ通勤時間でも住む建物が違えばこんなにも費やす時間が変わってしまいます。
時間単価を意識する場合は、通勤時間だけでなく建物まで意識するとさらに良いです。
その他動線いろいろ
時間単価とは直接関係がないかもしれませんが、家の中の家事の導線なども、人生の豊かな時間を生み出すために重要なポイントです。
例えば、1階で洗い終わった洗濯物を毎回2階に持ってあがって干すって時間効率が悪いですよね。
使うものを使う場所に置くことなども大事です。
また、干す作業そのものを無くすためにドラム式洗濯乾燥機などの時短家電を買うのも非常に効果的です。
【おすすめ】1年が382日になる最高の時短家電10選まとめ
今回は、時間単価の考え方と動線について解説しました。
普段何気なく過ごしている時間もこうやって考えてみるとまだまだ時間を生み出す工夫が溢れていることが分りますよね。
時間単価とは、『月収 ÷ お金を稼ぐために費やす全ての時間』です。
時給だけではなく、通勤や移動にかかる動線を見直すだけで時間単価は上がります。
時間のゆとりが生まれると・・・
- 家族との時間が増える
- 前からやりたかった趣味の時間が作れる
- 自己投資ができる
- 読書ができる
など・・・得られるメリットは計り知れません。
多少家賃が上がっても、職場に近いところに住むだけで時間単価は上がり、時間のゆとりも生まれるはずです。
毎日の通勤時間に往復1時間以上かかっている人は、これを機に引越しを検討してみましょう。